ネジをゆるめる

あっという間の9月。

たまたまなのか、連日、私も含め、同い年の友だちたちも、転職する、もしくは悩み中という話を聞く。最近読んだ『おれに聞くの?』山下澄人さんの本に勇気をもらったので、仕事にまつわるお悩み相談の回答を伝えた。要約すると、なんとかなるし、「人間という宇宙をなめてはいけない」。スピとか、そういうもんやなくって、全然違う角度から、豪快にお悩みのモヤモヤをぶった斬ってくれるような爽快感。合わせて坂口恭平『自分の薬をつくる』と整体対話読本『お金の話』を読む。どの本も自分のこれからの手立てになる。読んでよかった。

 

そういや、この間、20代の友人も仕事を辞めるかもって話をしていて、坂口恭平さんって人がいて、なんか元気になるよってTwitterを紹介したら、本人に会えたらいい人すぎて泣くかもしれません。こんな人と同時代に生まれてるのって不思議な感じがしますって返事が来た。わかる。

 

去年に長年、働いていた会社から違う職種に転職して、後悔はない。同じところにずっといないといけない理由はないんやなーって分かってよかった。山下さんの本でも書いてたけど、何が起こるか、人生は全然わからん。わからんなりに、対処して進む、やるしかない。突然、ぬりかべが登場して通せんぼしてくるとか、理不尽なことのくりかえしに、カフカの小説をちょっと思い出して、、何この、不条理な感じは審判みたいな状況な気もするんやけどとか。自分が選択した状況が喜劇なのかなと思う瞬間もあった。でも、ま、最終的にはなんとかなるもんで。

 

もういろんなことで制限かけないで、ネジ緩めるぐらいでいくのがいいってアドバイスももらったしな、もっぺんゆっくり探すことにする。