ずれる

昨日の夜、家の近所でアライグマを見た。自然に囲まれた田舎町でもなく、お山もない場所で。ふさふさのしっぽに大きい身体のあのこは、のそのそ歩いてどこへやら。気になる。また、会えたらいいな。

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今日は音気分なので、ばきりリリースパーティの前日に名古屋で開催されていた、AACサウンドパフォーマンス道場なるものへ遊びに行ってきたこととか綴ることにする。なぜに、リリースパーティの前日に!!とお思いの方、きっとおるやろうな。ヒスロムのあの楽器が舞台でどんな風に発表されるのかと、他の出場者の方も含めてどんなパフォーマンスなのかしらんの好奇心。とサウンドそのもので、ばきりとは別に自分がしたいことがあり、道場は公募制で次回の機会があれば、応募したいの企みもあってでした。

残念ながら、寝坊して最初の一組memuはほんと終わりかけの部分しか見れなかったのでなんとも…あちゃぁでしたが、hyslomとメガネ、WARABI-696さんの三組と昨年の受賞者である「ずれ木魚」の堀江俊行さんは全部観れました。

ばきり企画で、図らずも、昨年、今年と最優秀賞を受賞した二組のコラボが見れたのは貴重だなぁ、と思った次第ですが、観れてよかったな。サウンドをどう表現するか、というより、身体的な部分が全体的な表現として大きな要素を占めていたように感じられたし、自分の関心が強いところでもあるので、審査員の先生達の講評を途中までしか聴けなかったが、思うこと多々の内容でごくんです。サウンドアートというとパソコンひとつで複雑なサウンドシステムを構築するとかいった小難しいイメージもあるかもしれないけど、音響、サウンドそのものに焦点をあてた応募作品が多い中、あえて今回はそういったところとは異なる三組を選考し選んだという上で優秀賞を受賞したヒスロムの作品が次回の二年後かな、再上演の舞台でどう変化するのかがすごく楽しみ。

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サウンドアートそのものに触れたのは、10年前の遊び場だった新今宮ブリッジや大阪港にあったアーツアポリアサウンドアート、音そのもので音楽を演奏するんだって出来るんだって知った。実験音楽や即興音楽、インスタレーションなどなどという言葉を始めて知ったのもその頃。目に耳にするもの、すべてが新鮮でおもしろくて仕方なくて、足繁く通った。あの時、感じたもの、見たもの、聴いたものは、しっかりと自分の感覚のどこかに残っていて、それは宝物。音楽を始めて、ばきり一枚目のミニアルバムを出して7年目が経過し、そのサイクルを実感している。あの頃、あった人たちともう一度出会いなおすような機会や、顔は見知っていたけど、ゆっくり話して少しお近づきになれたりする方もいる。

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とりとめのない日誌になって、思いついたままに綴っちゃった。が、お知らせを。来年の1月14日、應典院で坂出達典さんと梅ちゃんこと梅田哲也君のライブ、パフォーマンスの企画をお手伝いすることになりました。お昼のイベントで入場料は1000円。詳しく決まったら、またお知らせしますねー。坂出さんは、私、ほんと大好きなおじさんなのですが、久しぶりにパフォーマンスが見れるのでうれしい限り。今日はたくさん書いているので、また別の日にお話することにしますが、梅ちゃんのライブも大好きで、ほんとうれしい二組が決まったな。
彼のライブを10年前ぐらいに初めて見た時、魔法使いだって思ったこと、ちょっと前の京都アートゾーンライブで思い出した。お客さんもみんなもとても好奇心に満ちた、かつ、にんまりとした表情になっていて、、あの時の情景とダブってて一人感慨深かった。連休の最終日、昼から夕方のイベントなので、いろんなイベントもはしごできるはず。ぜひ、来てくださいねん。