渦のなか

町田康の『真実真正日記』を出勤前の電車で読む。

ゴールまであと少しの耐久マラソン疲労感を抱えながらも、走ることの爽快感が入り混じる心地よさに似た気持ちが湧き、よし、今日もがんばっていこうと思える。

昨夜は西九条にある倉庫FLOATで開催されているSHCへ遊びに行ってきました。

どんなイベントか、HPよりざっくりと抜粋。

『スピーカー等のサウンドシステムを使用しないイベントです。

【1】アーティスト自体のパフォーマンス映像。
【2】それぞれのアーティストが用意した映像。音声の波形映像。ライブペインティング映像など。

お客さんは、メインフロアに設置しているプロジェクターで投影された映像を鑑賞する。出演アーティストは会場2Fスペースで演奏やパフォーマンスを行います。』

です。こちらの企画をされているslonnonのお二人のHPにもっと詳細情報ありますが、素敵なお二人。ライブかっこよいです!!(http://www.slonnon.com/)

というわけで、アーテイストはお客さんの目の前にはおらず、室内で演奏やパフォーマンスをする様子をカメラで撮影し、リアルタイムで倉庫の外壁に投影、もしくわ映像作品が流れる。お客さんは、外の壁に映し出される映像と、演奏が聞こえる周波数に合わせた小型ラジオとヘッドホンで楽しむというものです。

工場や倉庫が立ち並ぶ一角にあるFLOATに到着。
仕事終わりで向かったのでスタートしてるもすぐには外へ行けず、カレーを食し、しばし休憩した後にあったか梅酒を手にいざ、外へ。

この時期のSHCは超極寒。倉庫のお隣には安治川が流れているせいか、さらに寒さが身に沁みる、その寒さも含めていろいろ楽しむ。

休憩中は、焚き火に近寄って温まりながら、談笑したり、焼き芋食す。

後半はslonnonのスギハラさんからカイロと寝袋のご好意を頂き、くるまりながら、たゆたうの演奏をラジオの回線を合わせながら寝っころがって聴き、時おり、空を眺め、星やお月さんを見つめ、まんまるに近づいてきたなぁとか思いにふけったり。

ひとり、ひとりが自由に楽しめる。このスタイルが、好き。

SHC2周年記念で全員がくじを引き(はずれなし)、屋上からそのくじ番号と風船につながれたプレゼントが降ってくるイベントもあり、その模様もとてもあたたかでよかったな。私はおもちゃの蛇さんゲット。

色とりどりの風船と蛇をヘッドドレスにした、一瞬だけ妖精になれたねの姿を京都ワクワクプロジェクトで知り合った奥中章人さん(奥中さんHP http://www.world-akihito.com/ ラスの8月28日の日記に作品と遊ぶラスの姿があります。私も入ってみたいなぁ)がぱちりと写真に撮ってくださって、ありがたや。。この写真が、周囲の声も含め、めちゃよかったんので、画像頂いたら、またまた後日アップします〜。

(その後は妖精ではなく、ただの妖怪風船おばさんと命名されて、ほんと奇跡的なショットなのです。ははは)

さて、ライブが近づいてきました。
ラスの新作の絵もほぼ完成したようで、うん!!
ぜひ、23日は北加賀屋へいらしてください。