くもる 空 そよぐ 風

蒸し暑い日が続いていましたが、今日は涼しいですね。今にも、雨が降りだしそうな、降らないような、あいまいな空。

今夜は、鈴木昭男さんのライブへお出かけです。
昨年の11月栞日誌に載せましたが、昭男さんの旅話や演奏がほんま楽しみっす。

普段はあまりパソコンの前に座ることがないので、昨日に続き、日誌を書こうと意気込んでおります。

東京うんこフェスタの振り返りを。

なんというんでしょう。これから、みんなより楽しいことをするんだろなって期待に満ちた空間で、いろんな作品に触れることでふわっとした心持ちが広がってゆく、わくわくできたイベント。

解体予定の中村ビルを貸し切り、内装からさまざまな準備たちもラスやシロー君たちが作り(私は何もしてません!!)、参加アーティストによって、絵や写真、インスタレーション、造形などさまざまなアーティストの作品が集合し、その場の空気が彩られました。

メイン企画、村松英治監督『東京うんこ』上映
いい映画でした。機会があれば、ほんまに多くの人に観てほしい作品です。どうしようもないダメ男の関東人の彼とそんな彼を支える関西人の彼女のラブストーリ。ふふふっと笑い、ほんわか温まるところあり。

大学生の卒論で『ハリウッド映画におけるダメ男の歴史』を書こうとして挫折した私ですが、ダメ男演じる彼は実生活でもほんとダメ男かしらって思えるくらいのだめっぷりがはまっていました。日本男子のダメはなんだかいとしさもあって、ほんとうまいというか、いい恋愛映画だなぁってなりました。

村松監督の他三名の監督映画作品も上映があり、どの作品もさまざまで堪能できました。

堀切基和監督『OC』
セリフがほぼなく、音楽と映像で構成された作品。男の感情はスクリーンからどんどん迫ってくるのに、すがすがしささえ感じられた、かっこいい作品でした。

今泉力哉監督『体温』
帰り道のなんとも言えないつかず、はなれずの男女の距離。このどうしたらいいかわからない、あいまいな心模様。映画のタイトルも絶妙で、笑いありでした。
他の映画作品も観たいなっです。

坂元鬼啓二監督『たがをり』『世にも奇妙な刑事』
基本的に怖いのは苦手なのですが、来ると分かっているのに驚いて、やられてしまう。ぞくぞくする怖さ、ホラーと笑いは紙一重やなぁってあらためて感じました。

映画を堪能させて頂いた後、ばきりライブ。久しぶりにやってしまった失敗もありましたが、なんとか持ちなおし、森模様ではシロー君の撮影した森の写真をスクリーンに写し出し、唄いました。客観的にどんな感じだったか、観たかったけれど、あの写真がすごくよかったのでコラボレートできてよかったな。

総勢50名のアーティストが参加されたイベント。こんな機会、なかなかない。お誘い頂けてほんとによかった。ありがとうございました。
私はみなさんとあまりお話できませんでしたが、いろんな人の作品を観て、動かされるところたくさんありました。うむっ!!

来てくださったみなさま、ありがとうございました!!

東京うんこフェスタの模様がシロー君の写真で見れます。来れなかった方もサイトを観て、空気を感じてくだされば〜です!!

http://www.defblind.info/

の右下の『TokyoUnkoFesta』ボタンから入れます。

んじゃー