まめタンク みたいで かわいい子

小学生の頃、知らないおばさん達に言われたことを思い出す。

あれは、小学生3年生の夏休み。
兄と二人で毎日、テレビを見てはポテチを食す日々。
家からほぼ出ずに、宿題を少しやってから、午後はおやつの時間。
アニメ、時々ポテチ。ゲーム、時々ポテチ。
プール、疲れた身体にはポテト。
当然の結果として、ぶくぶくと太り、まめタンクと言われるまでに成長した、
ひと夏だった。

そんな私に救世主が現れたのは、確か4年生になった頃。
新しく赴任した用務員さん。多分、用務員さんだった。
小学生なので役職はよく覚えていない。が、このおじさんは一輪車のおっちゃんとも呼ばれ、新しい小学校に赴任すると必ず一輪車倶楽部を作り、御堂筋パレードに出るまで、小学生たちの一輪車レベルを上げる、成長させるおじさんだった。

仲良しさんたちが入ったからという理由でなんとなく、入った私。
支えなしにこぎだすことが出来ない日々。
鉄棒に片手をかけながら、まずはアイドリングという、その場で何も支えなしに立っている状態を保つ練習を毎日、放課後に取り組む。

アイドリングが出来たら、進むこと、こぎ出すこと。
最初は前にこけたり、後ろにこけたり、とにかく、バランスを保つのが大変で、こけてつんのめるのが怖かった。

こぎだすことが出来たら、次は途中でこけずに運動場を何週できるか。
密かにみんな、競い合う。Aちゃんが10週、それなら私は11週。
Bちゃんが15週やから、うちは20週。とか。

毎日、ひたすら一輪車の日々。

気がつけば、まめタンクがタンクでなくなった4年生の夏。

振り返る記憶。辿ってみる私の記憶。

今の私の形成に影響を与えた5つのうちの一つの要素を聞かれた時に
ふっと浮かんだ夏休みの出来事。

ここ1ヶ月、ふりかえるとたくさんお出かけしては、ふくらんだ日々でした。
少しずつUPしていきますよぃ!!

そだ、今日、見つけた、
和歌山バグース・夏の海 ばきりノすのライブ映像

http://ceron.jp/url/www.youtube.com/watch?v=8ga1UIClYV0