TOKYO 2

明日の朝に大阪へ帰る、タイトなスケジュールだったので、午前中は何をしようかと思案。植田正治さんの写真展が開催中のギャラリーを発見したので早速、行くことに決定して準備を急ぐ。

植田正治さんとの出逢いは一冊の本。古本屋でモノクロームの表紙に惹かれ手に取り、ぱらぱらと中をみると白黒の写真が多数掲載されており、時代を感じさせる、でもどこかなつかしいような雰囲気でこれは!!となった。

『まなざしの記憶ーだれかの傍らで』
photographer 植田正治
philosopher 鷲田清一

鷲田さんの言葉、読み返してみると、ずしっと響きます。5、6年前に手に入れて、すっかり忘れかけた頃、つい最近、書店で植田正治『白い風』というカラーのポストカード集が発売されているのを見つけました。オススメですよぅ。じっくり観ればみるほど惹きこまれ、あの眼差しに近づきたい。

写真展ですが、向かった先は東日本橋。駅から外に出ると周囲はビジネス街。平日の昼食タイムとあってか、多数のサラリーマンたちとすれ違いながら、地図を片手にギャラリーを探しました。歩いて2、3分もかからないところにギャラリーを発見。いざ行かん。白い壁に10数点、植田さんの写真が飾られていました。

当たり前ですが、本で見るよりもずっとずっとすばらしくて、ずっと観たかった。自分の部屋に飾れたら、なんて幸せだろって思いながら、幸福なひとときでした。
ギャラリーの奥にあった鳥の写真が一番のお気に入り。

おやつ時、吉祥寺で百景のなつとはらドーナツにてお茶後、目の前にある原っぱで座ってゆっくりするも、蟻たちの攻撃にあい、退散。靴のなか、ひざなどあちこちをちくり、また、ちくり。痛痒かったです。なつとは、ちょくちょくあっているせいか、久しぶりな雰囲気は全くないけれど、大学の同期でもあり、会うとリラックスできてゆるやかな時間が流れたな。

夜からはチミドロのナオさんとお酒。
立ち飲み屋でいろいろ話す。この雰囲気いいなぁ。おっちゃんたちやサラリーマンたちが飲んでいる様子も楽しげ。植田さんの白い風がいいなってお話で盛り上がっていたのもあり、話が弾みました。
親戚のお兄さん、みたいな親近感。
チミドロのライブ、また観たいなぁ!!

さてさて、お世話になっているまどかちゃん宅へ帰宅。まどかちゃんとは、ラスを通じて知り合い、実際は数える程度しかあってないはずなのに、仲良しさん。とてもかわいい人です。ラスと合わさると、強力な磁場が発生して笑いしか、おこらない。あ、私が無自覚の笑いを落としていたりするからか。
とにかく、楽しい東京daysでした。

みんなありがとう〜。