十日戎と演劇

10日。
7年ぶりにパーマをかけてみました。
ようやく、自分のパーマ顔に慣れてきてた今日この頃であります。
ちょきちょきっとカットして2時間後には新しい顔へこんにちわ。
ほんの数時間でがらっと気分が変わります。
落ち着かないような期待に満ちるような思い。
美容師さんってすげぇーと毎回思いつつ、ほんと楽しい時間です。

パーマ後、ラスの日記にもありましたが、新年会と称して十日戎に行って
まいりました。
商売繁盛〜、えべっさん。商売繁盛〜、えべっさん
本堂あたりで、がんがんと鳴り響くこの掛け声と、笹を持ったたくさんの
人たちが押し合い、へし合いしながら福を願うための行列。
いやぁ、ほんまにいい光景。
けちな大阪人がこの日だけは大金はたいて祈願する。
夜店の数も半端ない。どこまであるのってくらいお店が並んでいて何をい
ただこうかしらんで盛り上がりました。
めちゃめちゃ活気があって、こちらのテンションもどんどん高揚してゆき
ます。
「なんか分からんけど、めっちゃおもろいっ」と見知らぬギャルも高揚し
ていました。
初めてえべっさん来たけど、毎年来たい。
来年も新年会はえべっさんがいいなっとラスと話をした次第であります。

12日。
演劇公演を見に行きました。

作・演出 益山貴司 
子供鉅人『157』@精華小劇場

子供鉅人の演劇は『たらいまわしドンキホーテ』でばきりノすの音で、
参加させていただいたあの日以来で、わくわくでした。
はじまりから、ぐっとつかまれて。
『157』の世界に入り込み、ほんとに30分?と思うくらい、ストーリーが
どんどん展開されてゆき、濃い話なのにからっとしていてとても楽しかっ
た。俳優さんたちの動き、声、表情とあの空間。魅せられた。
30分って長いようで短いし、短いようで長い。
限られた時間の中でいかに魅せるか。
ほんといい夜でありました。