行って来た。
トキオ。行くまでに、溜めていた仕事を少しやり遂げて。
なんとなくひと段落な気分で新幹線へ乗った。
トキオ。今日は映画のお話。
みゆきちゃんが寒さを連れてきたんじゃないのって言われたぐらい、底冷えで雪が吹雪く中、友達との予定が急遽キャンセルになったので、早朝にスタバでおやつの時間までどう過ごすか思案。晴れていたら、公園か神社をのんびり散歩しようかと思ったが、寒すぎたので却下。映画か美術館で映画を選択した。
メジャーからインディーズ映画までいろんなラインナップを見て、決定したのが早稲田松竹の映画館。午前から午後までという時間がちょうどよかったので、行って見ることにした。
ヤン・シュヴァンクマイエル監督
『サヴァイヴィング ライフ -夢は第二の人生-』
『オテサーネク 妄想の子供』
ヤン監督は夫婦のドキュメンタリー映画しか見たことがなかったので、気になっていたのもあり、ドキドキしながら見た。
二本立てを見た後は、急に心細くなって、走って駅まで向かい、友達と会って、ケーキと珈琲を飲んで、ようやくほっとできた。夢は第二の人生はよかったんだけど、オテサーネクは心にずしっときましたねー。
だけども、映画が始まる寸前の真っ暗になる会場、光るスクリーン。いいなぁ。今年はたくさん映画館にいこう。
そういえば、今、早稲田松竹で上映していている、ロベール・ブレッソンのラルジャンは、学生の頃、映画のゼミの先生が、ゼミの最終日に君たちへ贈る映画はこれだっといって見せてくれた作品。ひたすら手のショットがおおい。ってそんな感想じゃないか、とても重苦しくて、残酷なのに美しさとかっこよさはあったような気がする。もう一度、見て見たいな。先生が、なぜ、この映画を選んだのか、今なら分かるかもしれない。