10時過ぎ起床。
今日は旧グッケンハイム邸でサタポのライブが決まっていた日だった。
さる国のお伽話。詐欺師Aが、その国の政治を取り仕切る最高責任者を名乗るXで始まるこの寄稿が今の状況をとてもわかりやすく書かれていた。憲法改正の動き、重なっていく嘘。
平然と自分の環境を都合よく、力でねじ曲げること、当たり前になっていく感じに馴れない。
天気がいいので散歩をすることにする。
おなじみのコース。グラウンドを横目に公園を抜ける。今日はGWで始まったせいか、若者たちに加え、おっちゃんたちの野球チームもいた。いつもと変わりなく、モンシロチョウ、アゲハ蝶がひらひら飛んでいる。
コンビニへ行ってmeets「京都のちょうどいい酒場」を買って帰る。
夜、いつもの時間にご飯を作るために居間へ降りる。
作るのが遅いと母親の機嫌悪く、互いに別々に作る。
母は生姜焼き、自分はつくねをつくる。自分の部屋で食べる。
保坂和志『朝露通信』と深沢七郎『人間滅亡の唄』を久しぶりに読む。
長文より、エッセイや短編をいろいろ読むのが今の気分。
前者は幼き日の思い出がフラッシュバックするような、時間軸が曖昧になって交差する感覚がよくて、後者は深沢さんの歯切れのいい言葉たちですっきりした気持ちになる。