台北TRIP2 07.12.19

台湾TRIP 二泊三日 二日目

 

10時ぐらいに起床。午前中は雑貨屋巡り、昼は台北市立美術館の予定。

迪化街と書いてディーホアジェ。朝ごはんに、魚のだしがふんだんにつかわれたお汁とつみれ。胃に優しい。おばちゃんもにこにこしていて優しい。朝ご飯の美味しさをかみしめていると、カップルがバイクで入店。その後も1人のおばちゃんやお姉さん、おじさんなど、お客さんがゆるやかに増えてきた。道路に面した路面店だが、ご飯を食べるには中途半端な時間のためか、混雑せず、ゆっくり出来た。食後はカゴバッグで有名なお店へふらりと立ち寄る。私と同じく、カゴを観に来た日本人の観光客で店内はいっぱい。女性の2人組から団体様まで、みんないろいろ選んでいる。カゴバッグはかわいい、でも、かさばる。北野田にある大好きな雑貨屋マズルカですでに目にしていたからかな。なんとなくピンとこなくて、二度ほど立ち寄ってみたものの、何も買わずに辺りを散策。友達やおかんにお茶や食べ物を買い込んで、お土産は完了。

 

暑さに疲れてきたので、通りがかったジュースの店でパイナップルジュースを購入。たいして美味しくなく、どちらかというと酸っぱい。汗は引いたが少ししたらお腹が痛くなり、急いでホテルに戻る。ホテルは清潔で選び間違いなかったが、トイレと一体になったシャワールームは段差がないため、水はけがかなり悪く、水をあふれさせないような配慮が必要。そこはブッキングドットコムの口コミ通り。

 

しばしホテルで休憩した後、お昼ご飯へ繰り出す。グーグル検索をしたら、孤独のグルメの五郎さんが立ち寄った店がすぐ近くにあると知ってそちらへ向かうことにした。街を歩いていると、サックスの音色が突然聞こえてきて、びっくり。振り返ると雑貨屋のおじさんが奥のカウンターあたりでサックスの練習を始めた模様。ビロビロビロー。こういうところ、大好き台湾。ええな。このフリーダムなとこ。

 

お店へ着くと、おばちゃんがあなた日本人ね、はい、これーと五郎さんが載っているお店のメニューを手渡された。ルーロウファンと肝のスープとビールをオーダー。先に来ていた日本人の女性二人も私がビールを注文したのを聞き、私たちも飲むかと追加注文していた。昼間からビールは最高や。その後、日本人の団体さん。男女入り混じり。しばらくしたら、台湾とインドと中国人の学生さんたちと相席になり、日本が好きですとか、日本語知ってますっと話しかけてくれた。基本、人見知りをしてしまうのでふわっと話すに留まったが、みんな、元気でかわいいかった。

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また満腹になり、歩いて駅まで向かうことにする。お腹がいっぱいな時は歩くのが一番。しとしとの雨がザーザー雨に変わり、なんとか駅に到着。電車へ乗るのは二日目なのでなれてきた。おもちゃみたいなコインを入れて改札に入る。新鮮で楽しい。最寄り駅に着くと、ゴロゴロピカーの雷とさらに強くなった雨、集中豪雨と変わり、しばらく、動けないと判断。目の前にあるショッピングモールまでダッシュで向かい、休憩することにした。雨嵐が去るのを待つ間、カフェで友達とグループライン。一人旅なんてすごいねっと言ってくれるラインの返信に知人がいるので大丈夫!と台湾は治安がいいので大丈夫!と安心安全アピールをする。実際、海外へ一人旅で行ったり、暮らしている友人たちもいるので私の台湾旅は足元にも及ばない。でも、知らない土地に一人で行くのは確かに勇気がいる。ばきりのライブで一週間くらい滞在していたことがあって、なんとなくここは大丈夫だと知っていたから来れた。

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ようやく、雨も上がったので美術館まで10分ほど歩く。音がメインの展示が開催されていたので、足を運ぶことにした。まず、二階の展示作品から観て行ったのだが、印象はとにかく力強い表現が多かった。むきだしというのか、、繊細さというよりは、そのまま直球で迫ってくる作品たち。分かりやすさとまっすぐなところがよかった。二階にかなりの時間を費やしたのだが、メインは下の階だったことに降りてから気づき、サウンドアートの作品を見ることにした。一番のお気に入りは真っ暗闇の部屋で展示されていた作品。椅子に座ると映像で投影されたおじさんが現れるのだが、手にもった箱を振りかざしたり、腕を上下させると、音がサァー、ザァーー、スゥーやらシューッと流れ、おじさんの動きで箱から音が奏でられる作品。むっちゃシュールやのに、音が抜群にかっこよくて気持ちよかった。一度、ライブ観たい。あと、あの部屋にはずっとおれる感じがあった。他は映像と音のリンクや携帯を使って参加する音そのもので遊ぶ作品もいろいろあり、存分に楽しめた。ホテルに帰り、しばし休憩。

 

夜からKさんの案内で先行一車さんとmangasickさんへ。サタポとばきりノすの音源を置いてもらいに行った。チミドロのスズキナオさんやシカクの店長みゆきさんから二つのお店の方が、とても親切でお店も楽しいよって聞いていたのだが、全くその通りだった。どちらの店主さんも親切でお店も独特で面白かった。ありがとうです。また、遊びに行きたいな。

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その後は鍋料理を食べて、ちょうど一週間後にyaejiが来るというライブハウスまで案内してもらう。ばきりで台湾に行ったのが随分前だったから、ファストファッションのお店がかなり増えていたり、街の風景が随分と変わったのも印象的。駅で解散し、ホテルへ向かう。

 

ホテルに戻ると、ドア前で中に入れずに困っている女性が一人。そう、この光景は昨日のわたし。昨夜、ホテルのドアがカードをかざすも扉が開かず、中に入る方法がわからず、焦った。フロント不在やしで、とにかくボタン押しまくってたら、従業員が渋い顔をして降りてきてくれた。ピッと押すだけやし、こうやってくださいねって英語で説明された気がするが早口だったから、ニュアンスだけつかんだ感じ。彼はすぐに上へ上がっていった。これ、昨日のわたしと全く同じ状況やーんってことで、ボタンをピッと押して中に入れます!と二人でホテルのフロントにイン。異国の土地で締め出しくらうとかほんと怖いもんな。昨日の緊張感が思い出された。ちょうど自分の向かい側の部屋で階段を上がりながら、女性から、ここのホテルに滞在してるのは日本人ばかりですよと話をしてくれた。異国情緒が味わえるアジアンチックな内装のホテルを選んだので納得。台湾ビールを呑んだ後、ベッドに入って就寝。