絶不調のときを狙ったかのようにくだらないLINEをくれる友だちが大好きです

安心も束の間で、毎週のごとく、ラスボスが現れて、ようやく倒したと思いきや、またラスボス現わる!短期間でレベルアップしすぎなんですけどー。もう修行とかいらないんですけどー。もうまじで無理なんですけどー。

 

とか

 

むちゃくちゃ高熱出してうなっている時

 

などに

 

USJにまつわる情報を伝えてくれる友だちがいる。あまりにもどうでもよくて、その落差に笑えるし、現実と現実のすきまに入る、ふっと浮かぶような気持ちになる。

 

君のくっだらんくてBADタイミングなLINEが大好きだ。ディアァァァーありがとう。

 

途方に暮れちゃってる暇がないわけでもなくて

毎日、知らなかったことをどうするかで知らないしって言えずに、調べたり、慌てたり、選択と言う名の決断が迫ってくる。出来たらピンポンダッシュで軽やかに逃げたいくらい。でも、逃げ場なし。分からなくなったら、優しい人が現れて。道しるべを出してくれる。ダメかーと思いきや、またあたたかい手。

 

誰が悪いわけでもないから、気持ちの持って行きどころもない。ここ1ヶ月半の時間が凝縮されて、むちゃくちゃ長いような、短いような。

 

いろんな友だちにホットラインをつなぎ、電話で話を聞いてもらい、一緒にご飯を食べたり、ただ何も言わず傍にいてもらったり。みんな、ほんま優しい。ありがたいなー。こんな時にパートナーがいたら、号泣して慰めてもらえるのにおらんし、友だちから、ネトフリで韓国ドラマでも見るべしと現実的なアドバイスを頂戴しました。

 

ほんまに安心して待つための準備や環境を整えていっている。それだけやなー。

 

やっとここにきてちょっと、ひとつ解決のきざし。進んだ。よかったよ。心底よかった。

 

ハリウッド・ドリーム・ザ・ライドの44mから降りる瞬間の緊張感がたまらない

遊園地は自分にとって遠い存在で、シンプルに遊び場所が違っていた。遊園地に使うなら、ライブに行く!みたいな。中学校のみんなで行った卒業記念のディズニーランド以来、行かなかった。近くにあったUSJでさえ、七年前くらいに職場の人たちに誘われてなんとなく行ってみたのが初だった。それをきっかけにエンターテイメント楽しい!となり、休みの日にみんなでお揃いのTシャツ、お揃いの帽子をかぶり、一通り遊んだ乗り物を楽しんだ後はバーでたくさん飲む。喋る。夜のキラキラしたパレードを観る。で、USJの年間パスポートをゲットした私は、苦手であったジェットコースターへ何度も乗ることで、自分の力をいかに抜くことが、恐怖から逃れ、眩暈や力みによる疲れをなくすことだと気づいた。

 

コロナが流行して以降、いつのまにかパスポートもきれ、職場も変わり、USJからまた遠のいた。だけど、USJの乗り物で一番好きなのは、ハリウッド・ドリーム・ザ・ライトだ。BGMをマイケルジャクソンのスリラーにして、44mの高さから降りるあのなんとも言えない緊張感と音楽と合わさった、急降下による疾走感がたまらない。何度もバウンドしながら体が浮遊する瞬間も気持ちよくて、前向きな気持ちになるのはなんなんやろうな。

ここ一ヶ月は、上がったり下がったりの毎日で、でも、シリアスな気持ちで居続けるのん向いてへん。いろいろありすぎると、もう緊張のさきっちょも途切れてしまって、シリアスさもどこへいったんやろかと坂道を自転車こぎながら思う瞬間もある。思考停止にして全部放り投げてやろうかと腹の立つ瞬間もある。

それでも、また一からふりだしに戻って、出来ることをひとつ、ひとつするしかないねんな。毎日はすすむ。

いろんなかみさまにお願いをした

小学生2、3年生の頃だった気がする。

母親の具合が悪く、横になっているのを心配して、普段は全く気に留めていなかったたくさんの神さまたちへ向けて、布団の中で、かみさま、かみさま、ほとけさま、おにさま、やまのかみさま、うみのかみさま、かぜのかみさま、おにのかみさま、たくさんのかみさま、おかあさんがはやくげんきになりますように・・・と願い事をつぶやきながら、いつの間にか寝ていた。それが効いたかどうかは別として、軽い風邪ひきだった母は、わりかし、すぐ元気になって、ほっとした気持ちになった日のことを思い出した。今、振り返ると、特にひとつの信仰もない自分が神さまたちへ熱心にお願いする図々しさにあきれつつ、どうしてもにっちもさっちもいかない困った時、人は神に祈りをささげるものだと最近、読んだ上田信治さんの『成分表』にもそういうお話があって、そうだ、そうだとうなづいた。

 

切実な祈りや願いは自分のためより、誰かのためにあって。

せやねんなーと思う。

7月

・思っていた以上にふってきた案件に慌てふためく。深呼吸の必要。と思っていたら、LINEの着信。いつも凹みかけている時とか、モヤモヤしていたタイミングに鳴る。話すと気楽になる。思いもよらぬ角度のまなざしを教えてくれるよきパイセン。

 

・ばきりが初めてライブした場所ではなかったかな、、ちょー久々の三国ヶ丘ファズ。まーやんさんのライブを観に行く。仕事用の小さい財布にお金を入れていなかった失態を受付で気づき、途方に暮れかけた瞬間、よーガキちゃん!と救世主が目の前に現れ助かった。ありがとう。神。児玉真吏奈さんは、べアーズで観た以来だ。独特な、浮遊感のある曲や、彼女が歌う日本語の曲もすごくよかった。indian no echo sign bine no!はこれまた、まだ自分が大学生の時にべアーズで何度か観ていて、あの頃に感じたカッコよさが、今に更新されて目の前に迫ってくる熱量にやられる。カッコいい。増子真二さんの音は、なんだかとても色気があって、あの轟音の中に身をひたすら浸す、浸らす感覚がむちゃくちゃよくて。自分は耳があんまり強くないから抑えて聞いていたけど、気持ちよい渦の中だった。自分もライブしたいなー。サタポは8月、ばきりは9月。数年ぶりのライブ。たのしみだ。

・元首相のニュース報道。結果が分かった時の怖さと漠然とした不安。

 

・久しぶりの友だちも含めて、ほぼ2年ぶりにみんなと再会。あの長い道のりを今日はタクシーでぐんぐんと向かう。あいさつをして、またタクシーで駅に戻る。お茶をして近況を話す。また来年かなーと思いながら、それぞれ別れる。帰り道に選挙会場へ急ぐ。めったに通らないこの道は、小さい頃、よく歩いたな。

 

あたらしい毎日

4月某日

・ながーくお世話になったお仕事を辞めて、新しい職場へ転職して約2週間。

勢い進んで飛び乗って、緊張する、不安になる、期待する、とにかく笑う、

いろいろが入り混じる日々を過ごしております。

あーやりたかったことに少し近づけた。

やりたいこと100のひとつ叶ったから、ひとつ線をひいた。

はじまりのはじまり。

今まで夕暮れを見ながら帰るなんて、うん十年もしてへんかった。

夕日を毎日、見るのん悪くない。

 

・先日、久しぶりに観たBRAZILのライブよかったな。西川君のギターを弾く姿も昔から好きだ。なんかいいんよね。みんながぜひと噂していたメタミュラー・グヌピコ先生は、名盤の歌謡曲で踊りあり、舞あり、わんわんと歌声が響く。昔の人のどこかぶっとんだようなうたもあり、いろんなうた世界、最高。うたっていいですね。

 

・みつこさんから頂いた明石でとれたイカナゴくぎ煮。ご飯にのせて食べるとむちゃくちゃ美味しい。一年に何度かやさしくおいしい味や!とおいしいセンサーの幸福度センサーふるふる触れる瞬間があって、みつこさんのつくったイカナゴ。そんな味だ。

 

・20数年ぶりに行った甲子園球場の広島対阪神戦の阪神負けっぷりが凄くて。

暖かい陽気のなか、阪神特性弁当をいただき、ビールを飲みながらグラウンドの選手たちを見る楽しさ。母の解説付きで野球が少しわかった。

 

・ひとつなくなったら、いろんなことがいっぱいやってきたような気がする。

この楽しいお誘いがふわっと着地できたらいいや。

静かな時間

この前、初詣がてらお山のハイキングコースを歩いていた瞬間に、それは一瞬やってきた。ずんずん進んでいくのに追いつけず、山道で気がついたら一人。遠くで走る車の微かな音、鳥の声や人の声が聞こえていたのが消えて、急に風も止んで、ほんの数秒だったのか1分くらいあったのか、わからず、一瞬世界が止まったみたいに静かになった。不安と安堵が入り混じるような感覚。なんもないことの清々しさ。顔を上に伸ばしたら、高くそびえる木々たちと微かに揺れる葉っぱ、隙間からのぞく青い空が見えた。